エアコンつけっぱなし【大幅に電気料金が変わる節約方法】
夏場の電気代家に家でペットを飼っている人、常にいる人は電気代節約のために、エアコンはなるべく使わない方がいいのか?
でも、家にいれば、夏場の室内はとても暑くなります。
家によっては、断熱効果の優れた家もあるかもしれませんが、やはり夏場の室内は、窓を開けても蒸し風呂状態になります。
実際に、木造アパートのワンルームの2階では、外の温度が37℃の時に、室内では、39℃まで上がります。そんな室内で、扇風機だけでしのぐことは、とても難しいでしょう。
では、エアコンを入れたらどのくらいの電気代になるのか!?今まで5〜6千円だった電気代が、急に2万円や3万請求がきたら、恐ろしいですよね…
実際に、夏場にエアコンを24時間入れて、家で快適に過ごすには、電気代はどれくらいかかるのか?
木造アパートワンルームで検証!
(エアコンは6畳用5年前に入替)
【1日中稼働している電気】
- お風呂場の換気扇
- 冷蔵庫
- インターネットのルーター
【昨年・今年同じ使用時間】
- テレビの使用時間は、一日平均4時間〜5
- 洗濯機の使用時間は、週6回
- ケトルの使用時間は、一日1回使用
- 台所換気扇の使用時間は、1日1時間〜2時間
- 電子レンジの使用時間は、週平均15分
- 炊飯器の使用時間は、年平均5回
- ドライヤーの使用時間は、一日10分
エアコンの使用時間と電気の少量で比較(7月〜8月)
昨年-7月使用量 | 121kwh | 昨年-8月使用量 | 191kwh |
今年-7月使用量 | 115kwh | 今年-8月使用量 | 166 kwh |
今年は、エアコン24時間入れていましたが、昨年よりも使用量が少くないという結果が出ました。
なぜ、エアコンを24時間入れていたほうが安かったのか?実はエアコンが最も電気を使うタイミングは、スイッチを入れた時になります
スイッチを入れた時に、室内の温度が高すぎることで、フル稼働でエアコンを動かす必要があります。
24時間入れたままだと、部屋の温度も一定に保たれているため、エアコンが無理をするタイミングがないため、使用量が少なくすんだのでしょう。
このことから、エアコンは、家に居なくても、入れておいた方が、お得ということになります。
昨年は、帰宅してすぐにエアコンを入れていたので、帰宅直後の室内は、外よりも暑く、灼熱地獄でした。
帰宅直後のエアコンのつけはじめは、壊れているのかと思うぐらい、はじめの方はエアコンが全く効かず、温度を18℃で急速冷房にしていました。
今年は、室内にいる時も、居ない時も24時間エアコンを稼働させ、外出時は昨年のように帰宅時の暑い思いをすることはありませんでした。
(温度は高めの29℃で設定していたので、外出からの帰宅した際は20分ほど1℃〜2℃さげました。)
室内に常にいる時は、29℃で過ごしていましたが、全く暑くはありませんでした。
(エアコンの温度は29℃で設定していますが、部屋の温度は、平均温度28.3℃、平均湿度55%)
人によって暑く感じたり、室内での作業をするときには暑く感じる温度かもしれません
昨年と今年の電気料金表・使用(khw)表
エアコンの温度を高めに設定していても涼しく過ごすコツ
■エアコンの温度を29℃で設定していても、暑さ感じませんでしたが、日によって扇風機を使用しています。
■カーテンも重要です。窓の向きが、南向きなので、15時くらいまで、日が入ります。
そのため、太陽光の熱で室内や窓際の床が暑くなります。カーテンを片方を閉めているのと、開けているので温度も大きく変わってきます。
■もう一つ、雨の日や、曇りの日などの湿度が高い日は、エアコンの温度を通常の29℃から1℃〜2℃ほど下げなければ、とても体感温度が暑く感じます。
湿度が通常50〜60%までは、エアコン温度29℃でも、快適に過ごすことはできますが、湿度が70%を超えてくると、室内温度も高くなり、室内の温度が28℃の場合でも、体感温度は暑く感じます。
もし、昼間に家にいる際に、エアコンを使わずに家で過ごすとしたら、窓をあけ網戸にし、風の通りを良くするために、玄関のドアも開けなければなりません。
玄関を開けるということは、防犯面の不安や夏場の虫の侵入があるかもしれません。
ですから、無理せずエアコンは入れた方が良いでしょう。
その他の電気代の節約方法
■電気代には、使用量と基本料があります。基本料はアンペア(A )によって違います。
通常一人用のアパートやマンションは30Aになっています。
しかし、ブレーカーが落ちることがないようでしたら、少し使用量に余裕があるかもしれませんので、20Aまで下げても問題ないかもしれません。
20Aで、どれくらい使かったらブレーカーが落ちるのか?
(同じ製品でも機器により、誤差も生じます)
炊飯器、電子レンジ、エアコン、ドライヤーで20Aのブレーカーが落ちます。
これらを一度に使用することがないようでしたら、一人暮らしの方は、20Aでもよいでしょう。
ちなみに、『九州電力の従量電灯B』(昔からある電気契約で、賃貸やオール電化ではない家庭が、この契約になっていることが多い)
■30Aの基本料 874.80円
■20Aの基本料 583.20円
10A下げるだけで、291.6円毎月安くなります。(2019.9.14現在)
※アンペア・基本料金の変更は、ご契約の電力会社に電話して、ブレーカー工事をしてもらい契約は変更可能です。(配線変更が必要な場合は、工事代がかかる場合もあります)
その他の九州電力の基本料や電気契約はこちら
電気節約方法【これをするだけで大きく変わる】
ほこりは、一日のうちにすぐに溜まっていきますが、エアコンは、見えないところで、ほこりが蓄積されています。
汚れた空気を部屋に流さないために、エアコンにフィルターがついています。この部分は簡単に取り外すことが可能なので、こまめに掃除をしましょう。
長い間掃除をしないでいると、風量が弱まり、室内に風を送れないために、室内温度を快適な温度にすることが出来ないため、より強い力でエアコンを稼働させる必要があるため、電気代が高くなります。
(夏場は温度を大幅に下げ、冬場は大幅に温度を上げて使用することになる。状謡が悪いと、エアコンをフル稼働にしても、温度は変わりません。)
お茶碗一杯分ずつラップをし、冷凍保存をする。(一人暮らしの方におすすめ)
食べる時に、電子レンジで温めれば、出来立てのように美味しいごはんが食べることが出来ます。目安2分(電子レンジによってワット数が違うので、試してみてください)
温め方が足りない場合は、ご飯がパサついたようになります。(熱くて持てないくらいに、温める必要があります。温めすぎにも注意)
他にも、色々な電気代の節約方法はありますが、そんなに大きく変わりません。
電子レンジのコンセントを使う時だけさして、使い終わったらコンセントを抜く、などではあまり効果は薄いです。
その理由は、エアコンを24時間使用しているのに、昨年よりも今年の電気代がとても安かったからです。
昨年は電子レンジのコンセントをこまめに抜いていましたが、今年は、こまめにコンセントを抜くことに疑問に感じ、こまめに抜くことを辞めました。
しかし、安くなりました。コンセントを抜くことでも、多少変わるのかもしれませんが、大きく変わることはありません。
手間を考えると、コンセントの抜き差しはやめた方がいいかもしれません。
1時間単位・天気別に電気代を知る方法
現在、九州電力のメーターでは、スマートメータに切替が順次進んでおり、以前のメーターは検針者が検針に来て、電気料金をポストに投函してくれていました。
スマートメータ―に切り替わっているお宅では、遠隔で検針ができるため、九州電力管内にお住いの方は、「キレイライフプラス」に登録をすると前年の電気代、使用量や月単位の電気代以外にも、日単位、1時間単位を天気も照らし合わせながらの使用料などを見ることが出来ます。
細目にチェックすることで、電気の使い過ぎなども気づくことが出来るので、登録することをおすすめします。
節電グッズ