料理・豆知識【アク取り・食パン料理・トマトとスイカ切り方】
美味しいホットサンドや・食パンアートの作り方をご紹介!
また、野菜の意外な切り方なども、解説しています。
簡単アク取り
鍋や、煮込み料理をしていて、アクが出ることがありますよね?
アク取りの網を使えば、取ることが出来ますが、どうしても少し残ります。
きれいにアクを取り除くには、アルミホイルを使うと簡単にできます。
アク取りの手順
- アルミホイルを、鍋の直径より、大きめに切り取る。
- アルミホイルを、クシャクシャにする。
- 一度広げて、なべの大きさくらいの、丸い形を作る。
- アクが出た鍋に、アルミホイルを入れる。
- 10秒後、取り出す。
この方法で、アクを全て、取り除くことが出来ます。
アルミホイルを丸める時、丸の形が作りにくい場合は、料理を始める前に、鍋で形をとっておくと、簡単に作れます。
簡単にアクが取れる理由
アクがアルミホイルに吸い付くのは、表面張力が働いたためです。
アルミホイルを、クシャクシャにすると、アルミホイルの表面が凸凹になります。
この状態のアルミホイルを、アクが出た鍋に投入すると、アルミホイルの細かい凹みに、アクと水分が入り込みます。
水分の表面張力によって、アクがアルミホイルに、とどまろうとするため、アルミホイルを持ち上げた時に、そのままアクが取れるのです。
アルミホイルには、ツヤがある面と、つや無し面がありますが、どちらを下にしても、効果は同じです。
使用済みのアルミホイルは、洗って、繰り返し使うことが出来ます。
トマト切り方(種が飛び出さない)
トマトを切ると、中の種の出て、トマトの見た目が、悪くなることはありませんか?
形が崩れると、盛り付けがうまくできませんね。
どしたら、きれいに切ることが出来るのか。
実は、トマトを切るときは、包丁を入れる位置が大切なのです。
包丁を入れる位置
トマトのヘタを取って、トマトを上から見ると、薄っすら、凹みになっている部分があります。
この凹んだラインに、包丁を入れると、種が飛び出てきません。
種が出ない理由
トマトの種は、隔壁(かくへき)という部分に囲まれています。
トマトのヘタから広がる、凹んだラインの下は、隔壁があります。
そのため、隔壁を切ると、トマトの種が飛び出さずに済むのです。
サンドイッチを上手に作る
サンドイッチを作る時は、パンにバターやマーガリンを塗りますね。
しかし、パンが柔らかいと、塗りにくいですよね。
実は、驚きの方法で、簡単にサンドイッチを、作ることが出来ます。
作る手順
- パンを冷凍する
- パンを取り出し、バターを塗る
- パンに、お好みの具材をはさむ
- サンドイッチを、好きな形にカット
パンを冷凍すると、パンが硬くなるため、バターが硬くても、簡単に塗ることが出来ます。
また、パンの保存は、冷蔵よりも、冷凍の方が、風味が落ちないため、美味しいサンドイッチを作るには適した方法なのです。
切る時も、パンが硬いことで、具材が飛び出しにくいため、冷凍だけで、時短にもなります。
手軽にホットサンド
ホットサンドを作る時、専用の調理器が必要になります。
実は「ホットサンドメーカー」がなくても、自宅であるもので、簡単に作る方法があります。
ホットサンドを作る手順
- 食パンの耳を取り、具材をはさむ
- 食パンを、ラップで軽く包む
- 定規でパンの4辺を、押しつぶす
- トースターで焼く
ガス火・炭火・ラジエントヒーターで使用する、ホットサンドメーカーです。
火で使えるため、キャンプ好きの人に、人気の商品です。
スタイリッシュな焼き印で、一味違ったホットサンドが作れます。
食パンアート
ホットサンドも、美味しいですが、食事をもっと楽しくするには、「食パンアート」がおすすめです!
パンを焼く前に、アルミホイルで、顔を作ります。
アルミホイルをのせて、パンを焼くと、パンに顔がくっきり浮かび上がります。
種なしスイカの作り方
スイカを食べる時に、種があるとめんどくさい、と感じることはありませんか?
種なしで、思いっきりスイカを食べることが出来たら最高ですよね。
種なしスイカの作り方
- スイカを横にして、上と下をカット
- カットしたスイカの中央をカット
- スイカの断面を上にする
- 種に添って、スイカをカットする
- スイカの表面にある種を取る
この方法で、スイカから種が無くなり、種を気にすることなく、美味しくスイカを食べることが出来ます。
種なしスイカを作れる理由
スイカの種は、維管束(いかんそく)そって、成長します。
維管束とは、栄養や水分を運ぶ管のことです。
維管束は、規則的に伸びるため、種も一列に並ぶのです。
ただし、スイカの中にも、少し維管束がずれて、成長するものもあるため、種なしスイカの切り方でも、種が出る場合もあります。