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読みやすい文章の書き方【かんたん文章力アップ・表現力】4弾

読みやすい文章の書き方【かんたん文章力アップ・表現力】4弾

 

文章を書くことが、苦手という人は多いのではないでしょうか。

 

知らずに、文章中に話し言葉を使っているケースは多くあります。

 

話し言葉が入っているだけで、品格が失われた文章になってしまいます。

 

この記事では、文章の品格を保つために、ちょっとしたポイントを紹介しています。

 

 

話し言葉を使用しない

 

文章を書く時に、話し言葉を入れてしまうことがあります。

 

何が話し言葉で、何が文章に適した言葉なのか、判断が難しい場合があるため、例文で説明していきます。

 

例文1.

  • いろんな いろいろな、様々
  • 寒いけど 寒いけれど
  • あれは猫じゃない あれは猫ではない。
  • 満足してる 満足している
  • 猫みたいな犬 猫のような犬
  • ちゃんとしてください。→きちんとしてください。
  • やっぱり、そうだった。→やはり、そうだった。
  • 朝は、寒いので→朝は、寒いため

 

 

上の例文の左は、話し言葉です。

 

右は、文章に適した言葉です。

 

話し言葉を文章で使用すると、いっきに品格がなくなってしまうため、注意しましょう。

 

 

 

「と」「に」「や」は最初の言葉の後に

 

「○○と○○、○○」

 

「○○や○○、○○」になるようにする。

 

例文2.

 

×
私の好きな食べ物は、ドーナツとメロンパンとグラノーラです。

 

×
私の好きな食べ物は、ドーナツ、メロンパン、グラノーラです。

 


私の好きな食べ物は、ドーナツとメロンパン、グラノーラです。

 

 


「、」がないと、文章が読みずらい印象です。

 

例文2.は食べ物がカタカナで書かれているため、平仮名と、カタカナを区別でるため、読むことに苦労しません。

 

しかし、例文3のように、食べ物が平仮名ばかりで「、」がないと、一つ一つの言葉を判別にくくなります。

 

例文3.

 

×
私の好きな食べ物は、おまんじゅうとせんべいとかりんとうです。

 

「、」が多すぎても、文章にまとまりが失われます。

 

 

 

同じ言葉を繰り返さないようにする

 

Q1.

 

嗜好品とは、栄養として直接必要な物ではありません。

 

その人の嗜好によって、味わいを楽しむことが出来る飲料や食べ物で、タバコも嗜好品に一つです。

 

 

Q1.のように「嗜好」という言葉が文章の中に、何度も出てくると、くどい印象を与えてしまいます。

 

なるべく、同じ言葉が近くに複数出てくることがないように、言い回しを変えて、表現しましょう。

 

A1.

 

嗜好品とは、栄養として直接必要な物ではありません。

 

その人の好みによって、味わいを楽しむことが出来る飲料や食べ物で、タバコ含まれます。

 

 

 

 

 

文章を飾りすぎない

 

伝えたい思いが強すぎると、文章を飾りすぎてしまうことがあります。

 

力が入っていると感じたら、文章を一度、読み直してみてください。

 


イメージ写真 楽天ピアスショップGREEN PIERCING

 

A2.

 

このピアスは、女の子が一番大好きな、いちごモチーフのふんわり揺れるピアスです。

 

いちごは、本物そっくりの艶をだすために、日本製のレジン液でツヤツヤコーティングをしています。

 

A2.では、文章に飾り言葉を入れ過ぎて、何を一番に伝えたいのか、全く分かりません。

 

商品説明などの文章を書く際は、「売りたい、売れてほしい」という気持ちが強すぎて、商品の特徴を詰め込み過ぎてしまいます。

 

伝えたいことをいくつかに絞って、いっぺんに伝えるのではなく、少しづつ説明すると内容が伝わりやすくなります。

 

B2.

 

揺れる、いちごモチーフのピアスです。

 

特徴は、本物のそっくりのツヤを出すために、表面にレジン液でコーティングしています。

 

レジン液は、日本製です。

 

 

B2.のように、飾る言葉を減らし、文章を区切ることで、分かりやすい文章になります。

 

 

 

子どものための文章力アップの本

 

 

学校では教えてくれない大切なこと 23

 

 

 

 

大人になった時に、国語力が足りないと困ることは沢山あります。

 

社会に出ると、社内外でプレゼンしたり、意見を求められることは多くあります。

 

考える力や、表現する力が多ければ仕事にも有利です。

 

本書はマンガで、分かりやすく文章についてのポイントを解説しています。

 

お子さんだけでなく、保護者の方も一緒に勉強することができるため、おすすめの本です。

 

 

 

小学生のまんが言葉の使い分け辞典

 

 

 

 

なんとなく分かっている言葉でも、実際は正しく理解できてない言葉は多くあります。

 

社会に出れば、言葉の間違いを指摘人は、ほとんどいません。

 

お子さんだけでなく、保護者もマンガで、言葉の本当の意味を勉強することが出来る一冊です。

 

 

 

読解力と語彙力を鍛える! なぞ解きストーリードリル

 

 

 

謎解き形式で文章力を学べる本です。

 

小学生のお子さんは、国語力がなければ、国語だけでなく、算数、理科、社会…

 

全ての科目を理解することが出来ません。

 

小学生のうちに、国語力を身につけておかなければ、大人になった時にとても苦労します。

 

そうならないために、クイズで確認しながら学べる本をおすすめします。

 

 

 

 

読み手に理解してもらえるような文章が書けるように、意識するだけでも、文章力はアップします。