自分で出来る!エアコン掃除【フィルター・ファン・熱交換器】
エアコンの掃除をしないと、エアコンが効きにくかったり、電気代が余計にかかってしまいます。
また、エアコンはカビの発生源にもなります。
エアコンは、温度を変換する性質から、結露が発生しやすいため、カビが生えやすいのです。
長く掃除をしないでいると、中でカビが大量発生していることもあるため、定期的に掃除をする必要があります。
今回は、日ごろの簡単お手入れから、内部の掃除の仕方や、市販の洗浄剤の効果をご紹介します。
エアコンの効きが悪い原因
若い方は、エアコンを掃除したことがない人も、多いのではないでしょうか?
私自身「エアコンの掃除」のことを、社会人2〜3年目で、初めて知りました。
一人暮らしをしていて、段々と、エアコンの効きが、悪いように感じていましたが、あることがきっかけで、原因が分かったのです!
エアコンの風が弱い!なぜ?
私は寒がりなので、冬場になると、エアコンを最大にして付けていました。
さらに、家にいる間は、つけっぱなしという日々でした。
しかし、エアコンをMAXにすれば、部屋は暖かかったため、エアコンの効きが悪い事に、中々気付けずにいました。
ある時、職場で、エアコンの温度設定の話になり、私は「常にMAXで使用している」と、話したところ、ビックリされたのです。
その時「フィルター掃除してる?」と言われ、初めて、エアコンのフィルターの存在や、掃除をしなけらばならないことを知りました。
フィルターにホコリが溜まっていることで、エアコンが効かなくなるのです。
フィルターを掃除した結果
自宅に帰り、エアコンのフィルターを外したところ、フィルターに驚くほどのホコリ付着していました。
お風呂場で掃除し、エアコンをつけてみると、ビックリするぐらい強い風が出ました。
それ以降、冬場にエアコンを温度Max・風量Maxにすることはなくなりました。
エアコンの効きが悪いと思ったら、まずはフィルターを掃除してください。
フィルターが汚れていると、風が弱くなります。
風は、フィルターを通して送られてくるため、風の通り道を作る必要があるのです。
フィルターの掃除
フィルターの掃除は簡単なので、やったことがない方は、ぜひ行ってください。
まず、エアコンのコンセントを抜きます。
エアコンのフタを開けます。
両サイドにつまみがあるので、つまみを掴んで開けてください。
エアコンを開けると、黒いものがありますが、これが「エアコンのフィルター」になります。
フィルターは2枚あります。
フィルター中央につまみ(でっぱり)があるので、そこを押し上げると、簡単にフィルターは、外れます。
上の写真は、右のフィルターを外しています。
両方取り外し、シャワーの水などで、フィルターに付いたホコリを洗い流してください。
取り付けは、元に戻すだけですが、フィルター下部に、出っ張りがあるので、エアコンにしっかりはめ込んでください。
エアコンの構造
内部の掃除をする前に、エアコンの構造をしておくと便利です。
出典 ダイキン
出典 ダイキン
出典 ダイキン
詳しくは「エアコンの中はどうなっているの?」ダイキンでご確認ください。
エアコン掃除必須アイテム
自分で、エアコン内部の掃除をするのは、大変です。
エアコン内部は、細かい設計のため、拭き掃除をしたくても、手が届きません。
そんな悩みを解決してくれる商品があります。
エアコンのファン洗浄剤
エアコンのファンは、色が黒いため、エアコンを開けて、覗かなければ、カビの発生を気づきにくい部分です。
ファンを通って、空気が部屋に届けられるため、カビを放置すると、部屋がカビ菌だらけになってしまします。。
熱交換器と、ファンを掃除することで臭いと菌を、除去できます。
※ファンの掃除は、汚れた液が、下に落ちるため、大きなビニールで、エアコンを囲う必要があります。
(ビニール袋と養生テープで液だれが下に垂れるのを防げます。)
エアコン掃除専用のカバーも販売してあります。
エアコン掃除の目安
- フィルターの掃除は、エアコン使用時の1か月〜2か月に1度
- エアコン全体の掃除は、年に1〜2回
エアコンのファンの洗浄
今回カビが最も発生しやすい、エアコンのファンの洗浄をしました。
エアコン内部は、温度変化が大きいため、結露しやすい部分です。
掃除を怠ると、カビが発生し、部屋中にカビをまき散らすことにもなるので、注意が必要です。
上の写真の黒い部分が、エアコンのファンです。
汚れがたくさん付いているのが分かります。
準備する物
- エアコンファン洗浄剤(くうきれい)
- ラップ
- 養生テープ
- 割りばし(エアコンファンを回すために使用)
「くうきれい」には、エアコンに取り付けるための、ビニールが付属されています。
別で購入する必要はありません。
「くうきれい」に付属しているビニールに、両面テープが付いています。
しかし、これだけでは、粘着力がたりないため、養生テープで補強します。
※養生テープがなければ、ガムテープや、クリアテープでもOK
ただし、壁紙がはがれそうな場合は、養生テープを使ってください。
ラップはコンセントを、カバーするために使用します。
ラップで、コンセントをカバーし、剥がれないように、上の方をテープでとめます。
ファンの洗浄をする前に、エアコン近くのコンセントは、カバーをします。
安全のためには、プラグはなるべく抜いてください。
抜けない場合は、全体にラップをして、上の方をテープでとめます。
エアコンのコンセントを抜いて、エアコンにビニールカバーを取り付けます。
「くうきれい」1剤
1剤をしっかり振って、ノズルを付け、ファンにムースを吹きかけます。
1剤は、たくさん振ってください。
振り方が足りないと、最初に液体がでるため、汚れをしっかり除去できなくなります。
また、ノズルをファンの奥に入れて、ムースを吹きかけましょう。
ノズルが奥まで届いていないと、ファンの内部の汚れが取れないので、奥にムースが届くようにしましょう。
ファン全体に、まんべんなくムースをした方がいいため、割りばしを使い、ファンを回転させます。
30分ほど放置し、間で、ファンを少し回転させるとより、汚れが取れやすくなります。
「くうきれい」2剤
1剤のムースを落とす、洗浄剤になります。
2剤は、振ってはいけません。
2剤も、ノズルをつけたら、ファンの奥に差し込み、ファンを時々回転させ、まんべんなくスプレーをしてください。
2剤を付けると、汚れが、下に落ちてきます。
ビニールの接着が悪い場合は、汚れた水が落ちる可能性が出るため、補強してください。
2剤をして、5分ほど放置します。
汚れがひどい場合は、霧吹に水を入れ、スプレーで汚れを洗い流します。
送風
2剤放置後、ビニールをそのままの状態で、エアコンのコンセントを入れ、5分送風します。
送風にすることで、ファンが回転し、水分が落ちてきたり、飛んできたりするため、ビニールは、そのままにしておく必要があります。
エアコンのスイッチを止め、コンセントを抜きます。
エアコンに取り付けていた、ビニールを取り、エアコンの周りを拭いて、洗浄完了です。
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ロングなので、手の届きにくい部分にも、集中的に、水をかけ、汚れを落とすことが出来ます。
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