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一人暮らし節約方法【電気使い方】市場連動型プランとは?

一人暮らし節約方法【電気の使い方】市場連動型プランとは?

 

 

電気代の節約

 

電気代を節約するには、電気の基本料金を下げましょう。

 

一人暮らしをしているなら、アパートやマンションなどの、賃貸のお部屋に住んでいる人がほとんどだと思います。

 

賃貸に住んでいる場合、住はじめた時のブレーカーのまま、使用している方が多くいます。

 

 

 

 

「ブレーカーの制限アンペア―」を変更するだけで、毎月の基本料金が安くなり、さらに、電気の使い過ぎを防止でき、節約になります。

 

一人暮らし用の部屋であれば、30A〜40Aに設定されていることが多くあります。

 

一人暮らしなら、20Aで充分に電化製品を使用できます。

 

 

資料 九州電力従量電灯B

 

 

自宅のアンペアを知る

 

ご自分が契約している、アンペアを知るに方法

 

  • 電力会社から届く、料金明細を見る
  • ブレーカーで確認

 

 

 


出典 九州電力

 

上の明細の「契約容量」にアンペアが記載されています。

 

 

 

 

ブレーカーでアンペアを確認するには、ブレーカーの左に付いているスイッチを確認します。

 

スイッチの下にシールが貼られており、そこにアンペアが記載されています。

 

 

 

アンペア変更方法

 

  • 契約中の電力会社に電話
  • 契約中の電力会社のホームページで申請

 

アンペアの変更は、電力会社に電話か、ホームページで申請する必要があります。

 

アンペア変更の流れは、電力会社に連絡をすると、アンペア変更の工事が来るので、立ち合いが必要になります。

 

アンペアを下げる場合は、ほとんどの電力会社で、変更料金・工事費はかかりません。

 

逆に、アンペアを上げる場合は外の引き込み線が、小さい場合大きい線に変えなければいけないため、料金がかかります。(価格は分電盤変更・線の長さなどで異なります。)

 

 

 

【アンペア変更】電力大手10社

 

昔からある、電力会社の大手10社のアンペア変更の窓口のページを貼っておくので、手続きはそこで、行ってください。

 

北海道電力→こちら

 

東北電力  → こちら

 

東京電力  → こちら

 

北陸電力  → こちら

 

関西電力  → こちら
※関西電力はアンペアを選ぶ必要がなく、料金は変わりません。

 

中部電力  → こちら

 

中国電力  → こちら
※中国電力はアンペアを選ぶ必要がなく、料金は変わりません。

 

四国電力  → こちら
※四国電力はアンペアを選ぶ必要がなく、料金は変わりません。

 

九州電力  → こちら

 

沖縄電力 → こちら
※沖縄電力はアンペアを選ぶ必要がなく、料金は変わりません。

 

 

 

電気契約の仕組み

 

ほとんどの電力会社の料金は、電気の使用量が増えれば、増えるほど、1kWhあたりの電気代が上がる仕組みになっています。

 

九州電力の場合

 

アンペアが高いほど、基本料金が上がります。

 

アンペアが高いと、電気を一度にたくさん使えるため、電気料金は高くなります。

 

さらに、使用量が増えると、電気代も高くなります。

 

 

 


出典 九州電力

 

九州電力の場合、120kWhまで1kWhあたり、17.46円かかります。

 

120kwh(17.46円)→ 2,095円まで

 

121〜300kWh(23.06円)→ 6,222円まで

 

301kwhを超える使用量(26.06円)

 

 

電気を使えば使うほど、料金が高くなりますが、一人暮らしの人は使用量は少ないため、割安に使うことが出来ます。

 

電気料金の請求

 

 

電気料金の請求は「基本料・使用量・再エネ賦課金燃料費調整額(差し引かれる場合と、加算される場合がある)合算され金額です。

 

 

一人暮らしの平均電気代

 

一人暮らしの平均電気代は、3,000円ほどです。

 

お住いの地域によっては料金は大きくことなりますが、夏場・冬場で電気代は2,000円前後変動します。

 

さらに詳しく → こちら

 

 

1年間の電気代

 

参考までに、Aさん1年間の電気代を見てください。

 

20Aで、在宅ワークも多いため、昼間にも電気を使用していますが、このくらいの電気代になっています。

 



 

 

 

20Aで使える電化製品

 

20Aで充分電化製品を使うことが出来ます。

 

使える電化製品の組み合わせは、下記のようになります。

 

  • 冷蔵庫・エアコン・炊飯器
  • 冷蔵庫・エアコン・ドライヤー
  • 冷蔵庫・エアコン・洗濯機・扇風機

 

 

20Aでブレーカーが落ちる

 

20Aで一度に使用すると、ブレーカーが落ちる電化製品の組み合わせは、下記のようになります。

 

  • 冷蔵庫・エアコン・炊飯器・ドライヤー
  • 冷蔵庫・エアコン・電子レンジ・ドライヤー
  • 冷蔵庫・エアコン・瞬間湯沸かし器・ドライヤー

 

※ 電化製品によって、電気の使用量が多少違うため、参考程度に考えてください。

 

注意すべき電化製品

 

ブレーカーが落ちて困る、電化製品があります。

 

「炊飯器・洗濯機」は途中でブレーカーが落ちると、一からやり直しになりため、電気をよく使う時に、使わないようにしましょう。

 

 

 

季節によって電気代が違う

 

春・秋はエアコン・暖房機器を使わないため、電気代は比較的安くすみます。

 

しかし、夏場と冬場は電気代が高くなります。

 

特に、夏場より冬場の方が電気代が上がります

 

その理由は、気温差です。

 

住んでる地域によって、気温は違いますが、夏の温度が35℃で、冬場は10℃だとしてます。

 

快適な温度が26℃では、夏との気温差は10℃ですが、冬場は16℃です。

 

この気温差が、電気代に大きくかかわってきます。

 

 

 

夏の電気節約

 

夏場の電気代節約方法は、エアコンと扇風機の使い方にあります。

 

エアコンは、必要な時に付けるよりも、24時間つけていたほうが電気料金が安くなります。

 

 

エアコンの使い方
  • 不在中は、エアコンを最高温度の30℃(エアコンによる)にして外出する。
  • 帰宅して寝るまで、28℃にし、暑いなら、扇風機を使う。
  • 就寝中は27℃にする。

 

上のように、エアコンを使うことで、電気代を安くすることが出来ます。

 

エアコンを帰宅してから付けると、部屋も暑く、すぐにはエアコンが効きません。

 

しかし、30℃でつけたままなら、帰宅してすぐは少し部屋の中は暑くても、エアコンの温度を下げると、すぐに快適な温度になります。

 

仕事から帰って、疲れているのに、中々部屋が冷えないのは余計に疲れますよね?

 

それなら、エアコンを付けたままにしていれば、電気代も節約できるので、一石二鳥です。

 

エアコンのフィルター

 

エアコンにはフィルターがあり、そこにホコリが溜まります。

 

そのため、使用中は月に1度の掃除が必要です。

 

掃除の仕方は、下の「おすすめ記事」を参考にしてください。

 

 

 

 

冬の電気代節約

 

光熱費が安い「こたつ」

 

冬場は気温差が大きいため、エアコンを付けたままにしていると、電気代は高くなります。

 

夏場は24時間つけていても安くなりますが、冬の外出時は、エアコンを切った方が安くなります。

 

エアコン・こたつ・カーペット・ストーブ

 

光熱費が一番安いのは、「こたつ」です。

 

電気代の目安(冬)

 

1時間あたり

  • エアコン 23円
  • 電気ストーブ 20円
  • ホットカーペット 7円
  • こたつ 3円

 

「こたつ」電気代は安いですが、部屋全体を温めるなら、ストーブ・エアコンですね。

 

経済的なのはエアコンよりも、石油ストーブです。

 

灯油を買いにいったり、入れたりする手間がかかるので、どちらがいいかは人それぞれです。

 

 

カーテン

 

エアコンや、ストーブで部屋全体を温める時は、カーテンや廊下に注意が必要です。

 

冷気は、下にたまるため、カーテンの長さが短いと、そこから冷気が入り込みます。

 

長さが短い場合は、買い替えた方がいいでしょう。

 

夏には、窓際の床に日が当たり、数年で床がボロボロになります。

 

 

 

廊下からの冷気対策

 

ワンルームの場合、玄関やキッチンとの間にドアがないこともあります。

 

そのため、玄関の方から、冷気が入ります。

 

冷気を入らいないように、通路に「発泡スチロール板」を設置すると、部屋中温もります。

 

設置は、下の部分だけで大丈夫です。

 

ドアのように、「発泡スチロール板」で廊下を全部覆う必要はありません。

 

ダイソーで100円で販売されているので、チェクしてみてください。

 


出典 WEBOO

 

 

 

レンジで湯たんぽ

 

レンジで温めて、繰り返し使える「ゆたぽん」を使うと、体がぬくもるため、暖房の温度を低めにできます。

 

首肩用もあります。

 

 

 

 

 

 

家事で節約

 

お米

 

お米を炊く時は、多めに炊いて、お茶碗1杯分をラップに包み、冷凍しておきましょう。

 

 

炊き立てのご飯を、冷凍すると、食べる時も炊き立てのような味と食感です。

 

数時間保温するより、味もよく電気代が安く済みます。

 

電子レンジでの解凍は、2分〜3分です。

 

 

 

煮物

 

煮物を作る際は、電子レンジで2〜3分程度温めたあと、コンロにおきましょう。

 

電気の使用量は少し増えますが、ガス代・IHヒーターの使用量が減ります。

 

1分間の電子レンジ使用した時の電気代の目安は0.27円です。

 

電力会社・レンジの性能により異なります。

 

詳しくは → こちら

 

 

冷蔵庫

 

冷蔵・冷凍する際は、温かい食材は冷まして入れましょう。

 

冷蔵庫には食材を詰め過ぎてはいけません。

 

 

冷気口が、食材で塞がっていると、冷蔵庫に負担がかかり電気代が上がります。

 

冷凍室・冷凍室の温度を下げるのも有効的です。

 

 

 

 

お湯を沸かす

 

電気でお湯を沸かす際「電子レンジ・電気ケトル」どちらを使った方がお得なのか?

 

お湯を沸かすなら「電気ケトル」です。

 

温めるなら「電子レンジ」です。

 

詳しくは → こちら

 

照明

 

照明はLED電球に変えましょう。

 

電気代も安く、電球も長持ちします。

 

 

 

電気の見える化

 

電気料金は、1か月・1日・1か月 で見ることが出来ます。

 

ご契約の電力会社のページで登録すれば、細かい電気の使用が分かって、使い過ぎ防止になります。

 

 

 

 

「市場連動型」電気料金プラン

 

「市場連動型」の電気料金とは、電力自由化後に登場した新しい料金プランです。

 

電気をみんなが多く使う時は料金が高く、使っていない時は安くなります。

 

「市場連動型」プランを提供している、新しい電力会社はエルピオ(2022.4月で終了)・自然電力ジニーエナジーダイレクトパワーテラエナジーなどがあります。

 

昼間は会社や工場で多く電気を使うため、「市場連動型」では電気料金が高くなりますが、夜間は安くなります。

 

 

 


出典 自然電力

 

 

 


出典 自然電力

 

 

「市場連動型」に電気料金を変更すると、電気代が安くなる傾向があります。

 

変更することで、安くなる場合も多いのですが、2020年〜の新型コロナウイルスの影響で在宅ワークが増えました。

 

「市場連動型」に変更していたご家庭に、大打撃が起こりました。

 

2020年12月下旬から続く、寒さで電気の需要が増え、輸入の液化天然ガスが不足しました。

 

取引価格は高騰し、10円/kWh前後で推移していた価格が、2021年1月に、史上最高値の120円〜200円/kWhを超える場面がありました。

 

 


出典 ITmedia

 

 

「市場連動型」は安くなる半面、リスクも多いので、料金の一部を「市場連動型」にしている会社があります。

 

エフエネハルエネみんなの電力リミックスでんきなどの会社です。

 

 

 

節電グッズ

 

電力計 無線 節電アドバイザー

 

 

 

 

ブレーカーに接続して、ワイヤレスで電気量を見れます。

 

取り付けは簡単で、無駄な電気を使わなくて済みます。

 

 

節電エコタイマー

 

 

 

 

イルミネーションや、暖房便座にタイマーを使用し電気代節約。

 

オン・オフの設定が出来るので、自宅にいない時などの電気代節約に便利なアイテムです。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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