ハサミの切れ味はアルミホイルを切ることで復活!?★理由は??
アルミホイルを使うと、刃物の切れ味が復活します。
今回は、切れ味復活方法と、その理由について解説していきます。
ハサミの切れ味 回復
アルミホイルで切れ味回復
ハサミの切れ味が悪くなった時は、アルミホイル(アルミ箔)をシワシワにして、10回程度切ると、切れ味が回復します。
しかし、これは応急処置としての方法です。
切れ味が回復しない場合
ハサミでアルミホイルを切っても、切れ味が回復しない場合、ハサミが汚れていませんか?
粘着テープなどを切って、ハサミがベタベタになっているなら、汚れた部分を消しゴムでこすって落としてください。
また、アルコールも汚れ落としに有効です。
ティッシュをアルコールで湿らせ、汚れた部分をこするように拭き取ってください。
拭く際には、ケガをしないように注意してして行いましょう。
切れ味回復の理由
ハサミの切れ味が悪くなる理由は、何度も使用することで、ハサミの刃が欠けてくるからです。
アルミホイルを切ると、アルミホイルは柔らかいため、切断時にハサミの刃の欠けている個所を埋める形に変形して、刃に残ります。
そのため、切れ味が一時的に回復するのです。
しかし、付着していたアルミホイルが落ちれば、切れ味は元に戻るため、アルミホイルで切れ味が回復するのは一時的なものになります。
爪切りの切れ味回復
アルミホイルを切ることで、切れ味が回復するのは、ハサミだけではありません。
爪切りも切れ味が回復します。
ハサミの場合は、「ハサミ研ぎ器」があるため、アルミホイルを使って切れ味を回復しなくてもいいですが、爪切りは研ぎ器がありません。
爪切りも長年使用するうちに、爪が切れにくくなってきます。
新しい爪切りに交換するのもいいのですが、使い慣れたものがいいという人も多いと思います。
そんな時に役に立つのが、アルミホイルです。
爪を切る前に、アルミホイルをシワシワにして、10回程度切ることで、切れ味が一時的に回復します。
毎回爪を切る前に、一度アルミホイルを切ると、キレイに爪を切ることが出来ますよ。
オススメのはさみ研ぎ
ハサミの場合は、アルミホイルを使わなくても、研ぎ器が販売されているので、研ぎ器を使えば切れ味もしっかり回復させることが出来ます。
そこでオススメの研ぎ器をご紹介します。
片手サイズで、簡単シンプル設計。
一般的なV字のシャープナーと比較して、刃先を鋭利に整えることができます。
包丁研ぎとしてはもちろん、普段お使いのはさみや爪切り、ピーラー、釣り具など様々な分野で活躍します。
アルミホイルで光熱費節約
熱伝導・反射
ガスコンロには、アルミホイルを敷いておくと、ガス代が節約できます。
アルミホイルは、熱伝導率が高く、さらに、熱を反射します。
そのため、鍋でお湯を沸かそうとすると、早くお湯を沸かすことが出来きるのです。
さらに、アルミホイルを敷いておくと、五徳(ゴトク)が汚れたら、アルミホイルを取り換えるだけなので、掃除も楽になります。
■ アルミホイルを敷かない
五徳にアルミホイルを敷いておくと、掃除はアルミホイルを取り換えるだけです。
しかし、設置してしばらくすると、アルミホイルに汚れが目立ってきます。
そのため、敷かずに毎日拭き掃除をする方が、掃除が楽な場合もあります。
毎日、拭き掃除をすれば、キレイな状態が保て、汚れも少ないので、拭き取りも楽です。
油汚れが多い日には、「セスキ炭酸ソーダ配合 アルカリ電解水」を使用すれば、簡単に汚れが落ちます。
※ アルミホイルを敷かない場合は、光熱費の節約はできません。
アルミホイルで抗菌
アルミホイルでハサミや、爪切りの切れ味を回復させた後は、アルミホイルを丸めて、排水溝のゴミ受けに入れておくと、ヌメリを防止できます。
2〜3cmくらいに丸めて、3〜4個を排水溝のゴミ受けに入れておきましょう。
アルミホイルは水に濡れると、アルミニュウムイオンを発生させます。
そして、ヌメリやカビの発生を抑える効果があるのです。
ただし、アルミニュウムは殺菌力はあるももの、強い殺菌効果はないため、長期間のヌメリやカビの発生は抑える効果はありません。
ちなみに、殺菌が強い金属といえば、銅や銀です。
アルミホイルは、コスト安なので、手軽に行えるヌメリ防止になります。
出典 潤滑油・環境ワールド