知覚過敏の原因【治療体験談・予防法・おすすめケア用品】
知覚過敏の症状が出ているのに、放置していませんか?
虫歯ではないから、歯医者に行っても、治療できないと思っている人もいるのではないでしょうか。
知覚過敏は治療が出来ます。
知覚過敏の原因と、治療の体験談をもとに、解説していきます。
知覚過敏とは
知覚過敏とは、歯ブラシの毛先が触れたり、冷たい飲食物、甘い食べ物を口にした時に出る痛みです。
むし歯や歯の神経炎症などの、病変がない場合にみられる症状を言います。
歯の表面の層にあるエナメル質は、削っても痛みを感じることはありません。
エナメル質の内側の象牙質は、歯ブラシでこすったり、冷たいものや熱いもの等に触れると、その刺激は内部の神経に伝達されて、歯は痛みを感じます。
知覚過敏の原因になる飲食物
知覚過敏の原因になる食べ物や飲み物は、酸性が強い食べものです。(pHが低い)
知覚過敏になってしまうと、治療などで一時的に痛みがなくなっても、痛みが再発する可能性があるので、知覚過敏になる前に、予防することが大切です。
上の表の青い枠で囲った部分は、歯が溶けやすい飲食物です。酸性が強いほど溶けやすくなります。
飲食するうえで、特に注意が必要なことは、間食です。
ジュース、スポーツドリンク、ヨーグルト、甘いお菓子などを、ちょこちょこ食べたり、飲んだりする人は知覚過敏になる可能性が高くなります。
ご飯を食べた後に、歯を磨く人は多いと思いますが、間食後に歯を磨くという人は、少ないのではないでしょうか。
間食後も歯磨きをしたり、間食を減らすことで、知覚過敏を予防することが出来ます。
強酸性食品
間食を減らしたり、間食後の歯磨きは大切ですが
仕事中の息抜きに、間食する人も多いため、職場で何度も歯磨きをするのは難しい状況です。
間食をするなら、なるべく気を付けた方が良い食べ物は、強酸性食品になりますので、下の表を参考にしながら、間食する飲食物に気を付けてください。
ちなみに、私は間食で、よくゼロカロリーコーラを飲んでいました。
ゼロカロリーの食品には人工甘味料が使われていることが多く、人工甘味料も強酸性です。
毎日コーラを飲んでいるうちに、歯が痛くなりました。
しかし、飲み方を気を付けることで、知覚過敏をある程度予防することが出来ます。
コーラなどのジュースを飲む人の知覚過敏対策法は、ストローを使って、歯に当たらないように飲んむ。
ストローがなくても、意識して歯に当たらないようにして飲めば、歯のダメージを抑え美味しく飲むことが出来ます。
市販の飲み物ー強酸性
- ブルガリアヨーグルト
- いちごオーレ
- ヤクルト
- カルピス
- デカビタ
- ファンタ
- アクエリアス
美味しくて、健康にも意識した飲み物などもあるため、毎日飲んでいる人も多いかもしれません。
飲むことで、知覚過敏になるわけではありませんので、飲む時間帯や飲み方に、気を付けることを意識するようにしましょう。
さらに詳しい飲食物の酸性度は
ph値が低いほど酸性度が高い
歯医者での治療
知覚過敏は歯医者さんで、治療することが可能です。
しかし、治療したことがない場合は、治療費がいくらかかるのか?分からない方も多いでしょう。
治療の仕方は、歯医者さんによって多少違いはあると思いますが
かかった治療費の写真を下に貼っています。(参考程度にしてください)
知覚過敏の治療で、歯医者さん行ったのは3回で終了しました。
3回目は確認程度で、すぐに終了しました。症状が軽い人は1度で、終了することが多いようです。
今後は、半年おきに歯石とりに、来るように歯医者さんですすめられました。
知覚過敏の症状がある人は、歯石が柔らかいうちに、取ることで、歯石とりの痛みが少なくてすむようです。
歯医者に行く前の症状
以前から知覚過敏である自覚あったが、歯磨きのフッ素の効果で、痛みは感じなくなっていた
歯医者に行く1週間ほど前に、みかんを食べて、知覚過敏の症状が出た。
症状は歯ブラシの毛が当たるとしみる、3日ほど続きました。
歯医者ー1回目
- レントゲン
- 虫歯、歯周病のチェク(問題なし、歯石あり)
- 知覚過敏治療
1日目の知覚過敏の治療は、風を当てながら、刺激を感じる所を確認し、刺激を感じる所に知覚過敏の治療のための薬を歯に塗布。
2回に分けて塗布されました。
1度めの塗布が終わり、風を当てられて、歯への刺激に変化があるか確認されましたが、1回目の塗布では変化を感じませんでした。
2回目の塗布後、再度風を当てられ、刺激の確認をしたら、少し歯への刺激は少なくなっていました。
歯医者ー2回目
2回目も、歯に知覚過敏の治療薬を塗布されました。
塗布後に口をゆすいで、風を歯に当てられましたが、刺激がほとんどなくなっていました。
歯石があったため、歯石除去をしてもらいまいした。
知覚過敏の症状が強い状態での、歯石とりはかなり痛いそうです。
しかし、今回は知覚過敏の治療をしてもらい、刺激がほとんどなくなっていたので、歯石とりは、削られる不快感のみで済みました。
歯石を取り除いた後は、かぶさっていたものが無くなります。
そのため、知覚過敏の症状が出ないように、歯にコーティングのようなものを塗布され、数分置いて、口をゆすぎました。
2回目の治療が終わり、歯への刺激がなくなってきている実感を感じられました。
先生から、「みかんを食べて、症状が出ないか確かめて」といわれ…
帰宅後、恐る恐るみかんを食べました…
今回はみかんを食べた後も、痛みを感じることは全くありませんでした。
治療はまだ終わっていませんが、2回の治療だけで、痛みの再発はなくなっていました。
知覚過敏の治療に行くまでは、酢の物やヨーグルトを食べると、すぐ歯の痛みが出ていました。
痛みの症状は、前歯以外ほとんどで、痛みが出ると、数日痛みが続いていました。
知覚過敏に悩んでいたら、歯医者さんで治療を早めに行ってくださいね。
おすすめのデンタルケア用品
知覚過敏を予防するには、歯ブラシは大切です。
磨き残しがあると、知覚過敏の症状を悪化させたり、虫歯になる可能性が増えてきます。
普段、口臭や歯のざらつきが気になっている方は、歯ブラシの見直しをしてみてはいかがでしょうか?
歯医者さんもおすすめする歯ブラシです。
見た目はシンプルで、市販されている商品よりも、デザイン性は高くありませんが
この歯ブラシの特徴は耐久性が優れていることと、磨き残しなくせること
まず、耐久性については、通常のナイロンの毛先とは違い、PBTという素材で、毛先がへたりにくことと、極細毛先の先端は少しまるいので、磨きすぎて歯を削る心配がない。
そして、なぜ歯科医がすすめるのか、その理由はブラシの面積が狭いこと。
面積が狭いと、沢山磨けません。
しかし、歯ブラシが大きすぎると、細かな部分のみがき残しが増えてしまいます。
小さいヘッドだから、隅々まで磨くことが出来るんです。
一度使ったら手放せないので、リピータ―続出。私も一度使って良さを実感しました。
歯の間の掃除に最もおすすめ
通常のフロスは、歯の上から糸を通しますが、
こちらのフロスは先端に少しハリがあるため、歯と歯の間から、糸を通すことが出来ます。
歯の治療でブリッチをしている場合、歯と歯の上が繋がっているため、上から糸を通すことが出来ませんが
歯と歯の間から通すことが出来るため、歯ブラシでは取ることが出来なかった部分の掃除が可能となります。
ワイヤーが硬く柔軟性に優れているため、通常のステンレスワイヤーに比べて長持ち
歯と歯の間を磨きやすさに特化した、110度の角度で、前からも後ろからも磨きやすい設計。
歯ブラシやフロスでは掃除しにくい部分の歯の掃除に最適です。
初期虫歯対策ガム
食事や間食の後、口の中は酸性に傾きますが、酸性に傾くことで、虫歯や歯の表面が溶ける原因になります。
また、口の中が酸化に傾く事で口臭が発生する場合があります。
歯磨きが出来ない時に、ポスカガムを噛むことで、お口の中を酸性から中性に戻すことができます。
そして、唾液に溶けるカルシウム配合で、歯の再結晶化を促進します。
知覚過敏用の歯磨き粉の特徴
知覚過敏用の歯磨き粉には「硝酸カリウム」が配合されているものが多く
「硝酸カリウム」の効果は知覚過敏により歯から伝わる刺激を和らげる効果があります。
知覚過敏用の歯磨き粉を選ぶ際は、低発砲、低刺激、低研磨のものがよい
発泡作用が強いと泡立ちはよいのですが、泡で磨き残しを見つけにくくなります。
爽快感の強い歯磨き粉は歯磨き後とても気持ちいいのですが、爽快感があるために、磨き残しがあっても、気になりにくくなってしまいます。
研磨剤か強い物も、歯を削ってしまうため、あまりおすすめできません。
おすすめの歯磨き粉→【こちら】