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読みやすい文章の書き方【かんたん文章力アップ・表現力】5弾

読みやすい文章の書き方【かんたん文章力アップ・表現力】5弾

 

文章力アップの基礎の部分を「文章力アップ1~4弾」で紹介してきまいした。

 

この回からは少し、ステップアップして文章全体を、豊かに変えるポイントを紹介していきます。

 

 

文章の印象を変える

 

漢字が多い文章と、平仮名が多い文章では、文章全体の印象が変わってきます。

 

平仮名は柔らかい印象を与え、漢字は硬い印象を与えます。

 

文章全体を柔らかい印象にするために、平仮名を無理に多く使うのではなく、漢字の言葉を、平仮名を活用した言葉に変換します。

 

そうすることで、自然に文章全体を柔らかい印象にすることが出来ます。

 

A1.

 

時折、運動不足解消のために、散歩をしています。

 

平日の散歩は、翌日の事を考え、短時間終了するようにしています。

 

B1.

 

たまに、運動不足を解消するため、歩いています。

 

平日の散歩は、次の日の事を考え、短い時間終わらせるようにしています。

 

A1.では、漢字を多く使ってるため、硬い印象ですが、B1.では、「平仮名を含ませた言葉」に変えることで、親しみを感じれる文章になっています。

 

「漢字→平仮名」・「平仮名→漢字」

 

漢字から平仮名、平仮名から漢字に言葉を変える時、良い言い回しが思いつかない!

 

そんな時はありませんか?

 

もし、言葉が思いつかない時は、Google検索窓で「○○ 類義語で検索すると、同じような言葉を見つけることが出来ます。

 

 

 

 

「まず」「しかし」「そして」などを削る

 

文章を書いているとき「まず」「しかし」などの接続詞を使って、内容を強調しようしてしまいがちです。

 

力が入ると、「まず」「しかし」などの接続詞を多く、使う傾向があります。

 

「まず」「しかし」などを使用した場合は、文章中に本当にその言葉が必要なのか?

 

接続詞がない場合は、意味が伝わらないのか?をよく考え使用してください。

 

接続詞が多いとくどい文章になります。

 

A2.

 

口の中が酸性に傾くと、歯の表面が溶けだします。

 

そして、知覚過敏や虫歯になります。

 

 

A2.の文章でも間違いではありませんが、文章をつなげるための言葉、接続詞が多くなると、くどくなります。

 

文章を書いた後は、使いすぎていないかチェックをするようにしましょう。

 

B2.

 

口の中が酸性に傾くと、歯の表面が溶けだし、知覚過敏や虫歯になります。

 

 

B2.では「そして」を使わないですむように、文章を少し変えています。

 

文章をつなげるための言葉、接続詞が多くなった場合、接続詞を使わないですむように変換するようにしましょう。

 

 

 

文章に動き

 

文章に動きを出すことで、伝えたい情景を想像しやすくしたり、読み手の感情を高ぶらせ、もっと読みたい気持ちにさせることが出来ます。

 

A3.

 

富士登山の最大の醍醐味は、山頂で見る景色だ。

 

目線を下に移すと、ふわふわとした白い雲が、大きく広がっている。

 

 

A3.は富士山の情景を素直に伝えています。

 

B3.

 

富士登山の最大の醍醐味は、山頂で見る景色だ。

 

目線を下に移すと、白い雲が、ふわふわと大きく広がる。

 

B3.では、「ふわふわ」を強く印象付けることが出来ています。

 

情景や、感情を伝えたい時に適した技法です。

 

また、近年はSNSの普及により、自分の考えを発信する機会が多くあります。

 

TwitterやInstagramにキレイな写真と共に、動きのある文章を加えることで、感動を誘うこと間違いなしです。

 

「いいね」の数も倍増です!

 

 

 

文章に迫力を出す

 

印象を強く残したい時は、助詞で終わらせる。

 

助詞は、言葉に意味を付け加える語です。

 

助詞の例文 が助詞

 

散った

 

太るから食べない

 

危ないから触る

 

 

助詞を最後に

 

憲法改正

 

コンビニが24時間ではなくなるのも、時間の問題

 

日本の未来のために、少子化対策

 

食品偽装問題は、社長の責任を問う声

 

助詞を最後に持ってくることで、文章に迫力感が増しています。

 

何かを強く訴えたい時や、表題のタイトルなどに、この技法を使うと、印象強く見せることが出来ます。

 

 

 

敬語をきちんと使う

 

会社で間違った敬語の使い方をしている人は多くいます。

 

例えば、「○○部長様」などです。

 

話す時は、「○○部長」と言いますが、社内メールでは「○○部長様」と記載するような会社もあります。

 

正しくは「部長」「社長」「先生」などには、「様」を付ける必要はありません。

 

ただし、会社独自のルールなども存在するため、正しい日本語でない場合も、社内ルールに従い、人間関係を円滑にしましょう。

 

二重敬語

 

ご利用になられる

 

 ↓

 

正解

 

ご利用になる。

 

 

二重敬語

 

お買い求めになられる。

 

 ↓

 

正解

 

お買い求めになる。

 

 

 

 

正しい日本語を学ぶ本

 

正しい日本語の使い方

 

 

 

間違った日本語と正しい日本語を解説。

 

若者言葉やカタカナ語、専門用語の乱用で、品格を落としてしまう原因と改善策。

 

印象アップするために、置き換えの表現なども紹介してあり、社会人にとって様々なシーンで活用できる本です。

 

 

 

大人のマナー敬語の便利帳

 

 

 

大人として知っておきたい敬語をまとめた一冊です。

 

仕事、冠婚葬祭、電話、文書、メール様々なシーンで活用できます。

 

初めて仕事をする方は、社会のルールマナーがまだ分かりませんよね。

 

また、転職で職場環境が変われば、大人としてのマナーがなっていないと、うまく会社に馴染めないこともありますね。

 

そうならないために、正しい、日本語、敬語を学び、スムーズにコミュニケーションを取れるようにしましょう。

 

 

イラッとされないビジネスメール 正解 不正解

 

 

 

社内ではLINEで連絡する会社もありますが、基本はメールでやり取りをする会社が多くあります。

 

大事な内容や、資料を添付する場合には、パソコンのメールでなければ、やり取りできない場合もあります。

 

大切な連絡だからこそ、正しい日本語で、不快感を与えない文章にすることが必要となります。

 

ビジネスメールの基本から、応用まで詳しく解説している一冊です。

 

 

 

 

読み手に理解してもらえるような文章が書けるように、意識するだけでも、文章力はアップします。

 

 

 

動詞・形容詞・形容動詞・自立語など文法を学べるおすすめサイト
    ↓
  「国語の文法」