デリケートゾーンケア方法【かゆみ・黒ずみ・臭い原因】
デリケートゾーンの悩みを持っている女性は、多くいます。
しかし、相談しにくい場所のため、トラブルをそのままにしている女性が多くいます。
今回は自分で出来る、ケア方法をご紹介します。
デリケートゾーンの3大悩み
デリケートゾーンの3大悩みといえば「臭い・痒み・黒ずみ」ではないでしょうか?
「自分だけだったら…」と思うと、悩みを相談できませんが、実は多くの女性が同じような悩みを持っています。
3大悩みの原因は、デリケートゾーンを清潔に保つことが、出来ていないからです。
女性なら、きれいに保つ努力をしていると思いますが、それが意外な落とし穴になっている場合があります。
全く洗わなければ、不衛生になりますが、きれいに洗いすぎると、体に必要な成分も取り除いてしまいます。
臭いの原因
デリケートゾーンは、おりもの・血液・汗などによって、臭いが発生しやすい場所になります。
そして、体の中では最も多くの菌が存在する場所になります。
さらに、下着や生理用品などの使用により蒸れやすく、殺菌が繁殖しやすい部位なのです。
また、体から分泌される、おりものや汗の中には「タンパク質」や「脂肪」などが含まれているため、雑菌がそれらを栄養源に繁殖します。
加齢臭の発生場所
出典 資生堂「加齢臭対策」
年齢とともに、加齢臭が強くなる部分は、頭や首の後ろなどに加えて、女性はの場合は、デリケートゾーンも含まれます。
女性のホルモンホルモンバランスの変化
痒みと感染症
女性は生理用品や、衣類の締め付けによって、蒸れやスレなどで、かぶれを生じやすくなくなります。
それが原因で、痒みを生じますが、下記のような感染症もあります。
重大な感染症の場合は、特に早めの措置が必要になるため、主な感染症の症状など覚えておきましょう。
出典 第一三共ヘルスケア「デリケートゾーン(陰部)のかゆみの原因原因」
異常なほどの痒みは、感染症の可能性も考えられます。
そのような場合は、近くの病院で診てもらうことをおすすめします。
清潔に保つためのポイント
デリケートゾーンを清潔に保つために、一般的な考え方
- 通気性をよくする
- 下着による締め付けを少なくする
- 生理用品をこまめに取り換える
- お風呂の際にキレイに洗う
一般的には、上のようなことを言われますが、通気性をよくするといっても、限度があります。
仕事によっては、服装の指定もあるため、毎日スカートで過ごすわけにもいきません。
また、きれいに保つために、生理用品をこまめに取り換えたり、きれいに洗うなどは、多くの女性が気を付けていることになります。
一番大切なことは、雑菌が栄養とする汚れを取り、体に必要な常在菌や、潤いを残さなければなりません。
一般的なボディーソープは、デリケートゾーンにとって刺激が強く、体に必要な成分まで、全て取り除きます。
デリケートゾーンは、体の中で、最も皮膚が薄く、傷つきやすい場所だということを理解してください。
※ デリケートゾーンは、目の周りの皮膚よりも、はるかに薄い。
ボディーソープで体を洗って問題なかったとしても、デリケートゾーンを洗うと、ヒリヒリと痛みを感じる、という女性は多くいます。
毛の手入れ
「デリケートゾーンの毛があることで、汚れが残る」という意見もあります。
確かに毛があると、どんなにきれいに拭いたとしても、毛に汚れが残る可能性があります。
汚れが残るからといって、毛を剃ってはいけません。
剃ることで、肌を傷つける可能性があります。
デリケートゾーンの毛は太いため、剃った毛が、下着に触れると、肌への刺激がとても強く、痒みを生じます。
手や足の毛を剃って、洋服と触れても痒みを生じることはありません。
しかし、デリケートゾーンは皮膚が薄いにもかかわらず、毛が太いため、摩擦で強い痒みを生じやすいのです。
もし、お手入れを考えるのであれば、脱毛することをおすすめします。
今では、家庭用脱毛器も性能が良いため、しっかり脱することが出来ます。
そのため、脱毛サロンで、恥ずかしい思いをすることなく、脱毛が出来ます。
しかし、脱毛すると毛が生えてこなくなるため、しっかり考えて脱毛してください。
おすすめは、I・Oラインの脱毛です。
悪循環
デリケートゾーンの臭いや、体から分泌される臭いを抑えるためには、過剰な皮脂の分泌を防ぐことです。
肌が持つバリア機能を、守る必要があります。
頭や顔が、脂性になる原因は、肌のバリア機能が低下しているため、皮脂が過剰に分泌されるのです。
まず、顔が脂ぎってしまう原因の一つに、隠れ乾燥肌があります。
脂性と思い、保湿をしないことで、肌のバリア機能が低下し、皮脂が過剰に分泌されます。
頭皮も、脂性だからと、シャンプーをこまめにしたり、洗浄成分の強いシャンプ―を使うことで、必要な油分が無くなると、本来のバリア機能が低下します。
そのため、頭皮からも、過剰に脂が分泌され、洗ってもしばらくすると、髪がベタ付き、夕方になると、臭いが発生するのです。
デリケートゾーンも同じで、洗いすぎると、肌のバリア機能が低下します。
また、体のどの部分よりも皮膚が薄いために、過剰に皮脂が分泌され、臭いの原因になります。
多くの皮脂が分泌され、デリケートゾーンは雑菌だらけになっています。
臭いだけではなく、痒みの原因にもなります。
ムレやかぶれによる痒みや、常在菌が減少したデリケートゾーンは、ストレスや体調の変化により、カンジダになる女性が多くいます。
ケア用品おすすめ
プッシュ式で、適切な量を出すことが出来ます。
肌に安心の成分「無着色・無鉱物油・石油系界面活性剤フリー・アルコールフリー」
「ベアウォッシュ」は洗浄・殺菌・消毒効果のある医薬部外品のデリケートゾーン専用のソープです。
痒みや匂いの原因となる、菌を殺菌します。
黒ずみの原因は、肌に残った古い角質が原因です。
また、古い角質を取り除くことで、雑菌の餌となる「タンパク質」を洗い流します。
ティーツオイル・甘草エキスで肌に潤いを与えます。
肌にやさしい、弱酸で優しく、汚れを落としてくれます。
余分な汚れはしっかり取り除き、肌のに必要な成分を残してくれます。
香は4種類から選ぶことができるため、楽しくケアできる商品です。
外出時、気になった時に、ケアできる商品です。
1個づつ、個別包装になっているため、持ち運びも便利です。
また大判サイズで、手を汚すことなく、ケアできます。
シャボン玉石けんは、石けんだけの成分で作った、本当の無添加商品です。
肌に悪い、合成界面活性剤・着色料・漂白剤などが全て、無添加です。
肌や体のトラブルは、添加物が原因の場合もあるため、今使用している商品を見直してみるのも大事なことです。
しっかり泡立てて使用することで、デリケートゾーンだけでなく、頭から体まで全身使用できて、経済的です!
石けんは、洗浄力も強く、肌とは逆のアルカリ性なので、短時間で汚れがキレイに落とせます。
しっかり、泡立て、短時間で洗い流すことで、肌を傷めることなく、清潔な肌を保つことが出来ます。
色々なケア商品を紹介しましたが、体質は人それぞれです。
食べ物でも、アレルギー反応を起こす人と、起こさない人がいます。
それと同じで、多くの人には良い商品でも、合わない人もいるため、少し使用して、肌に合わない時は、どんな商品も使用を中止しましょう。