家★眠くなる理由と改善方法【食後・部屋の温度・ソファー】
しかり寝たはずなのに、すぐに眠くなることはありませんか?
今回は、様々な眠気の原因と解決方法をご紹介します。
家にいる時の眠気
休日でどっこかでかけようと思っていても、眠くなって、一日寝て過ごしてしまうことはありませんか?
朝起きたら、体内時計を整えるために、太陽の光を浴びるといいことは、よく知られています。
しかし、カーテンを開けて太陽光を浴びても、しばらくすると、眠くなることはあります。
実は眠くなるのには、原因があります。
体を動かさなければ、人間は覚醒モードになれないのです。
朝起きて、布団の上で、テレビを見たり、スマートフォンを触ったりしていませんか?
また、座椅子やソファーに座って、ゆっくり過ごしていませんか?
布団の上や、座椅子、ソファーに座っていると、上半身しか動かさないため、段々と眠気が襲ってきます。
朝起きたら、布団の上でダラダラせず、体を動かすようにしましょう。
また、座椅子やソファーは、心と体がリラックスしてしまうため、あまり使わない方がいいでしょう。
ゆっくりしたい時などは、とても便利ですが、家事や仕事の時には使うべきではありません。
自宅で眠気を防止する方法
自宅にいる時にいつも眠くなる人は、体を動かさないことが原因です。
なるべく、ソファーや、座椅子を使うのではなく、イスに座るようにしましょう。
一人暮らしの方は、ワンルームに住んでいる方も多いので、家具も少ないと思います。
今、机とイスのセットを持っていいない方でも、折りたたみタイプもあり、少ないスペースでも置くことが出来ます。
場所を取らない、机と椅子を使って、家にいても勉強したり、仕事をするいいかもしれません。
今では、インターネットが普及し、テレワークや副業が可能な会社も増えています。
そんな時代だからこそ、家にいる時間を有効活用できたらいいですね。
こちらの折りたたみデスクは、収納付きなので、作業する時に使うのもなどを、入れることが出来ます。
また、キャスター付きなので、色んな所に持ち運びができます。
ゆったり、リラックスしたい時には、ソファーやベットの横に置いて、サイドテーブルとして使うのもいいかもしれません。
机で作業する時に、机の高さが低いと、猫背の姿勢になり、疲れやすくなってしまいます。
体が疲れると、何をするにもはかどりません。
そこで!机の高さを調節するのに、便利なアイテムがあるので、ご紹介したいと思います。
ノートパソコンスタンド
出典 Amazon「BoYata」
自宅でパソコン作業をするときに、便利な商品です。
デスクトップのパソコンなら、首や肩が疲れにくい設計ですが、ノートパソコンは、画面が小さいため、目線を下げて、作業しなければなりません。
そのため、首や肩が凝りやすくなります。
こちらの商品を使えば、ノートパソコンの操作がしやすくなります。
食後の眠気の原因
お昼ご飯を食べた後には、よく眠気が生じます。
以前まで、眠気の原因は「消化に血液が使われ、脳の血液が少なくなる」と言われていました。
しかし、実際には脳の血液量は、一定に保たれています。
脳は生命を維持するための、大切な臓器です。
そのため、極端に、脳の血液量が減ることはありません。
実は、血糖値が関係しているのです。
食事をすることによって、血液中の糖分が増えることで、眠気が生じます。
食事をする際、炭水化物を、一度にたくさん摂取すると、血糖値が急激に上がり、その後、急下降します。
そして、強い眠気に襲われて、何も手に付かないような状態に陥ってしまうのです。
最近は、美容と健康のために「高GI食品」の取りすぎに、注意するように言われています。
「高GI食品」とは糖分(炭水化物)が多い食品の事です。
食後の眠気を防ぐには
もし、食後に強い眠気を感じているなら、食事の量を減らすか、1食抜いてみてください。
眠気を感じずらくなります。
食事の量を減らす場合は、炭水化物や脂質に注意してください。
炭水化物は、血糖値が上がるため、眠気が生じますが、少量なら問題ありません。
また、脂質は、消化に時間がかかるため、体に負担がかかります。
そのため、疲れを感じやすくなります。
コンビニおすすめごはん
春雨スープ・パスタサラダ・野菜スープ・サラダ など
出典 セブンイレブン
人は温かくなると眠くなる
特に、眠気を感じやすい時間帯は、お昼ご飯を食べた後です。
お昼ご飯を食べた後は、血糖値が上がるため、眠気が生じます。
さらに、お昼過ぎになると、気温も暖かくなり、体がポカポカしてきます。
ただし、人の体の中心温度は、一定に保たれているため、気温が高くなったとしても、一定です。
実は、体がポカポカするのは、体の表が温められることで、ポカポカ感じるのです。
体の表面や、手足が温かくなると、眠気を生じやすくなります。詳しく→テルモ
昼間の眠気と、夜の睡眠の違い
昼間の眠気と違い、夜に眠りに付く際は、体の中心温度が下がり、深い眠りにつくことが出来ます。
人の体は、中心温度(深部体温)を下げるために、手足に血液を送り、熱を放出しています。
通常の、手足の表面温度は33.5℃前後ですが、眠りに入る際、副交感神経の影響で、手足の温度が約1.5℃上昇します。
手足が温かくなると、表面の血流が増加し、手足から熱が放出されます。
そして、体の中心温度が下がり、人は深い眠りにつくことが出来ます。
しかし、気温が高くなって、体がポカポカと感じた場合は、周囲の温度が高いため、手足から熱を放出できず、深い眠りにつくことはありません。
そのため、昼間に眠くなっても、頭がぼーっとする時間が続きますが、長時間眠りにつくことはありません。
こたつで眠ると体が疲れる
冬場にこたつに入っていると、気持ちよくなり、眠気が生じます。
しかし、夜に、こたつで寝てしまった場合は、継続的に体を温められるため、手足から熱を放出できず、体の中心温度は下がりません。
その結果、眠りが浅くなり、体に疲れが残ってしまいます。
電気毛布の場合も同じで、睡眠中にスイッチを入れたままでは、しっかり眠ることが出来ません。
電気毛布を使う際は、布団に入る前に温めたり、タイマーを使用して、睡眠中はスイッチを切ることで深い眠りにつくことが出来ます。
二酸化炭素で眠気
空気中の二酸化炭素の濃度が高くなると、人は眠気を感じるようになります。
部屋を閉め切った状態だと、二酸化炭素の濃度が上がってきます。
二酸化炭素の濃度は「ppm」という単位で表されますが、約1,000ppmを超えると、眠気が出てきます。
眠気を防止するには、窓や部屋のドアを開けて換気をすることで、二酸化炭素の濃度が下がり、眠気を防止することが出来ます。
6〜8畳程度の部屋の場合、完全に部屋を閉め切ったままだと、1〜2時間で1,000ppmに到達するため、適度な換気が、集中力を維持することにもつながります。
空気品質モニター 多機能 CO2 ppmメーター
二酸化炭素を計測する機械です。
お部屋の二酸化炭素濃度が増えていないかを調べて、換気のタイミングを知ることが出来ます。
また、二酸化炭素以外にも、有害な物質のホルムアルデヒドも計測できるため、自宅や、会社のきれいな空気を守ることができます。
運動による疲労と眠気
運動をした後や、その後2〜3日程度、疲れが残り、その体のだるさから、眠気を生じることがあります。
軽い運動(有酸素運動)では、酸素を使って脂肪をエネルギーに変えます。
※ 脂肪酸は、酸素を使って、水と二酸化炭素に分解されます。
しかし、激しい運動(無酸素運動)では酸素を使わず、糖を乳酸に分解し、エネルギーにします。
筋肉疲労のメカニズムは、未だ解明されていない部分もありますが、筋肉の炎症や、蓄えられているエネルギー源(血液中の糖分)が減ることなどが、原因ではないかと考えられています。
筋肉の疲労回復には、血液循環を良くすることが重要です。
血液循環を良くする方法としては、歩行やストレッチ、入浴、マッサージなどが有効です。