読みやすい文章の書き方【かんたん文章力アップ・表現力】6弾
最初は誰でも、文章を書くことが苦手です。
段々文章を書くことに慣れてくると、文章を飾りすぎてしまう傾向があります。
自分が書く文章が、不自然になっていても、どんな点に気に気を付ければいいのか、分からない方も多いでしょう。
今回は、自然な文章にするためのポイントをご紹介します。
カタカナ語を使いすぎない
カタカナ語は、全ての人に伝わりやすい言葉ではありません。
IT企業、ファッション業界では、多くのカタカナを使って会話をすることがありますが、聞きなれない人にとっては、理解できません。
専門用語や、新しくできた言葉を使うことで、知識がある様に見せることができますが、周りに理解されないことも多くあります。
文章を書く際は、読み手の気持ちになって、読み手が分かる言葉で書くようにしましょう。
情報不足な文章に注意
文章を「体言止め」で終わらせないようにする。
「体言止め」は文の最後が未完成で終えているということです。
A1.
日本の人口は減少。対策として、幼児教育を無償化にしましたが、高所得者が特に有利。
B1.
日本の人口は減少しています。対策として、幼児教育を無償化にしましたがが、高所得者が特に有利と言われています。
A1.の文章では、少し言葉足らずです。
B1.では、最期まで言葉があるために、内容をしっかり、理解できます。
「ので」「から」の使い分け
「から」は主観的表現で、「ので」は客観的に表現に使用される。
「から」が適した文
寒いから、部屋に戻ろう。
夕日がきれいだから、もう少しここにいよう。
「ので」が適した文
寒いので、部屋に戻ろう。
夕日がきれいなので、時間を忘れてしまったようだ。
名詞と動詞のセット
この「名詞」には、この「動詞」というように、名詞と動詞がセットになっているものがあります。
名詞 … 事物の名称や状態を表わしたりする単語。
動詞 … 動作、状態などを表わす。
使用頻度が多い「名詞」「動詞」セット
娯楽
- 将棋を指す
- トランプを切る
- サイコロを転がす
行為
- 忙しさにかまける
- 汚名をきせられる
- 荷物を背負う
- 私情をはさむ
- 弱点を突く
- スタートを切る
- 手をこまねく
- 流れにまかせる
- 流れに逆らう
- 万全を期す
- 人目をはばかる
- 身をゆだねる
- 身を任せる
- 盲点を突く
- 弱みに付け込む
- 弱みを握る
対人関係
- 恋に落ちる
- 恋に溺れる
- 詫びを入れる
- 相槌を打つ
- 相槌を求める
- 核心に迫る
- 口をはさむ
- 口を突っ込む
- 耳を傾ける
- 耳を澄ます
- 思いをはせる
- 思いを募らせる
- 肝を冷やす
- 胸がはずむ
- 胸が痛む
- 気が滅入る
- 弱音を吐く
自然・動物
- 枝がしなる
- 風がそよぐ
- 霜が降る
- 霧が立ち込める
- 空気がよどむ
- つぼみが膨らむ
- 波が立つ
生活
- ご飯をよそう
- 魚をしめる
- 三枚におろす
- 寿司をつまむ
- 寿司を握る
- お茶をいれる
- お茶を沸かす
- 花を生ける
- のこぎりをひく
- 汗をかく
- 汗がしたたる
- 痰をはく
- 鼻をかむ
- 髭を剃る
- 膝が笑う
文章をスラスラ書けるようになる本
文章を書くのが苦手で、まったく筆が進まない、という人は多いのではないでしょうか?
仕事では企画書の提出がギリギリになったり、友人から来たメールにどのように返信していいのか分からないなど、文章が苦手な人は苦労します。
この本では、簡単に文章を書けるための、ポイントを分かりやすく、解説しています。
一度読むだけで、文章力がアップし、無駄な時間を過ごすことなく、快適な毎日を送れるようになる一冊です。
文章を書けないのは、才能がないからではありません。
誰でもはじめは、文章をスラスラ書くことはできません。
トレーニング次第で、どんどん文章が頭の中に、湧いてくるようになるのです。
この本では、「ナタリー式トレーニング」で文章を書く、トレーニングを紹介しています。
「話せるのに書けない!」人のための“文章の授業”
どうすれば自分の気持ちや考えを「文章だけ」で伝えることができるのか?
この授業のスタート地点はそこにある。
そう、僕らは「話せるのに書けない!」のだ。
人に口で伝えることはできても、それを頭の中で文章に変換しようとすると、とたんに固まってしまう。
メールの一通すら、うまく書けない。
「話すこと」と「書くこと」はまったく別の行為なのだ。
決して「同じ日本語じゃないか」などと思ってはいけない。
この授業では、現役のライターである僕が、現場で15年かけて蓄積した「話し言葉から書き言葉へ」のノウハウと哲学を、余すところなく伝えていく。
学校では誰も教えてくれなかった“書く技術”の授業をいま、始めよう!
内容(「BOOK」データベースより)
Amazon、楽天ともに高評価の本です。
伝わる文章の書き方について、筆者の考えが書かれています。
読み手に理解してもらえるような文章が書けるように、意識するだけでも、文章力はアップします。
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