【照明LED・蛍光灯が眩しい時の対策―自宅・会社】頭痛を防ぐ
明るい照明の下にいると、頭が痛くなったり、吐き気がしたりしませんか?
また、スマートフォンやパソコンの使用でも具合が悪くなる人がいます。
今回はその原因と、対策をご紹介します。
頭が痛くなる照明
頭が痛くなるのは、放つ光が強い照明になります。
LED・蛍光灯の光は強力なので、近くで浴びると、具合が悪くなる人も多くいます。
出典 EnergyChord
上の図で分かるように、蛍光灯やLEDはブルーライト(可視光線=目で見ることが出来る光)が強力に発生しています。
※ 蛍光灯は2020年から、製造・輸入が禁止になったため、これからは減少していくと思われます。
光とは?
出典 シーシーエス株式会社
光(可視光線)は、電磁波の種類の一つです。
私たちの目に見えている電磁波が、光(可視光線)です。
電磁波とは?
電磁波には「スマートホン・電子レンジ・照明の光・レントゲン」など、様々な種類があります。
電磁波の波
電磁波には波があり、小さな波ほど、エネルギーが強い
携帯電話の電波より、]線(レントゲン)の方が、波の幅短く、エネルギーが強いのです。
光が与える影響
光はとても大きな影響を与えます。
太陽の光はとても強いので、住宅の屋根や、壁の塗装を劣化させ、色あせが発生します。
太陽の光だけでなく、屋内の照明でも、色あせが発生します。
分かりやすいのが、ドラッグストアの化粧品コーナーです。
化粧品コーナーは照明が明るいので、商品のパッケージを早く劣化させます。
上の方にある商品を見てみてください。
色あせしている商品がたまにあります。
特に、赤い色は色あせが早く進みます。
逆にホームセンターのように、照明と商品の距離が遠い場合は、あまり色あせすることはありません。
光のエネルギーが、あまり届かないからです。
体への影響
光に対して、何も感じない人もいますが、光に弱い人は、スマートフォン・パソコンの光でも、具合が悪くなります。
主な症状は、目がチラついたり、吐き気や頭痛です。
テレビからもブルーライトの強い光が発生していますが、離れてみることが多いので、影響を受ける人はあまりいません。
ブルーライトカットの設定(PC・スマホ)
ブルライトカット設定方法
↓
こちら
照明の光対策
自宅
自宅で仕事や勉強をするとき、照明との距離が近くなるときがあります。
床に座ったり、ソファーに寝転んだ場合、距離が遠くなりますがイスに座って、テーブルや机で仕事をした場合、照明との距離が近くなります。
距離が近くなると、光のエネルギーを受けやすくなるので、頭痛や吐き気が起きやすくなります。
なるべく、テーブルや机を移動させ、照明から離れた位置で、仕事をするようにしましょう。
照明の光を弱くする
照明から離れても、眩しいと感じる場合、照明の光を弱くするために、レジ袋を照明に被せます。
乳白色のレジ袋が丁度良く、明るさを軽減させ、周囲に分散させてくれます。
LEDライトは光が強いのですが、熱を持ちにくいため、レジ袋をかけても、溶けたりすることはありません。
※ただし、照明器具によって、熱を持つもちやすいタイプもあるかもしれませんので、確認して行ってください。
職場・会社
職場の天井は、自宅よりも高い所が多いので、体への影響は少ないと思います。
それでも、照明が眩しい場合は、自分の席の近くの照明を消すか、相談して、外してもらいましょう。
光に弱い人は、最近は増えてきているので、会社の人も理解してくれると思います。
おすすめの照明
照明は、光の強さや、色を調節できるものがおすすめです。
照明が眩しくて、交換するのは大変です。
また、照明で部屋の雰囲気も変わってしまうので、簡単にはいきません。
そこで、おすすめなのが、光を調節できる、デスクライトです。
角度も変更できるので、光が自分に当たらないようにでき、体調不良が軽減します。
暖色の光(オレンジ)方が、体への負担はありません。
今自宅で使っている照明に、光の調節機能がなかったら、調節可能な照明に変更をおすすめします。
照明の光を調節できれば、明るくしたい時、眩しさを抑えたい時、好きなように調節できます。