◆急性リンパ性白血病・クローン病◆闘病日記2(入院備え)
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痒み「カレンダー」
皮膚科・アレルギー科受診
2020年3月31日「皮膚科・アレルギー科」受診
ヘアスプレー事件から、4週間目になり、痒みが治まる気配がなかったため「皮膚科・アレルギー科」を受診することにしました。
こちらの病院も、家の近くの皮膚科と同じように、問診を受けました。
このころは、前回の皮膚科受診の時よりも、肌の状態は悪化していました。
痒みで、肌を掻きむしっていたのと、皮膚に残る「ヘアスプレーの成分」が気になり、何度も何度も、お風呂で頭や体を洗っていたのです。
そのせいで、肌表面がただれたようになり、洋服が触れるのも、チクチクしていました。
皮膚科・アレルギー科の先生から「症状は蕁麻疹で、蕁麻疹は原因が分からないことが多く、原因はヘアスプレーかもしれないが、絶対とも言えない」とのことでした。
体を洗いすぎて、肌表面のバリア機能が失われているため、優しく洗うように指導されました。
そして、塗り薬を処方してもらいました。
帰宅して、塗り薬をつけ、お風呂の際は、洗いすぎないように、しっかり泡立て、なるべく早く、ボディーソープを洗い流すようにしました。
ボディーソープが、体に付着している時間が長いと、ピリピリしてくるので、優しく洗うように、その日から心がけました。
蕁麻疹は続きましたが、洋服が触れて、ピリピリすることはなくなりました。
「皮膚科・アレルギー科」を受診して、10日ほど経ちましたが、強い痒みと蕁麻疹は続きました。
クローン病の定期健診が、2020年4月11日でした。
痒みや蕁麻疹が酷かったため、早めに定期健診に行こうと思ったのですが、痒みのせいでなにもする気になれず、家で休んでいました。
「クローン病」定期健診
2020年4月11日、クローン病の定期健診日は、痒みのせいで眠ることが出来ず、早く目が覚めました。
痒みに耐えながら、準備をすませ、病院に向かいました。
この頃は、痒みのせいで、睡眠が十分にできなくなり、布団に入ると、体が温まって痒くなるので、ソファーで毛布を掛けて眠っていました。
寝ていた時の、体制が悪く「寝違え」を起こしてしまいました。
病院では、いつものように、採血から行いました。
ただし、この日は、痒みと首の痛みで、待ち時間もとても長く感じました。
血液検査の結果が出て、診察室に呼ばれました。
いつもなら、「体調良さそうですね、お代わりありませんか?」で終わるのですが、今回は、蕁麻疹と血液の検査で異常が見つかったのです。
蕁麻疹に症状に関しては、消化器内科の先生では、原因は分からないとのことでした。
それと同時に血液検査で白血球数の異常があったのです。
通常は3,000〜8,000程度なのでが、私の白血球は40,000あったのです。
痒み以外の自覚症状何もなかったため、痒みのせいで、白血球が増加しているのだと、思っていました。
主治医の先生より「血液内科と皮膚科を見れる病院を紹介するので、受診してください」と言われました。
私は、痒みが酷かったため、休み明けにすぐに病院を受診しました。
血液内科・皮膚科受診
受診日当日は、皮膚科と血液内科を受診し、MRI・レントゲン・心電図・採血の検査をしました。
皮膚科では問診を受けましたが「蕁麻疹の原因は分からないことが多い」ということで、アレルギーを抑えるための飲み薬を処方してもらいました。
血液内科は初めて、受診するので、どんな病気を診ているのか、考えたことがなかったため、すぐに終わるのだと思っていました。
すると!!
担当の先生から「血液検査の結果で、急性白血病であることはほぼ間違いありません」と言われました。
入院「便利なアイテム」
私は今まで、クローン病の病状の悪化で、3回入院したことがありました。
全て、1か月程度の入院期間です。
1回目と2回目は、大学病院に入院していましたが、3回目は、地元から両親が来るときに遠いということで、現在クローン病を、定期的に見てもらっている病院に入院しました。
入院も初めてではなかったため、病院での過ごし方は心得ていました。
過去の入院は10年ほど前になるので、インターネットをあまり活用していませんでした。
しかし、今では、SNSも普及し、YouTubeや、サブスクリプションサービスなど様々活用しているため、暇な時間なく、過ごせるようになりました。
スマートフォンやパソコン、インターネットが得意な方は、暇な時間を感じることなく過ごせると思います。
しかし、機械が不得意な方だと、雑誌やマンガ、病室のテレビを見て過ごすことになると思います。
病院で役立つアイテムを、いくつかご紹介しますので、自分に合ったアイテムを用意してみてください。
テレビは病室についていますが、テレビカードを購入するか、1日あたりテレビ代を請求される病院があります。
テレビカードの場合は、1枚1000円で24時間見れる病院が多くあります。
1日あたりで、テレビ代を請求する病院は、1日300円の所が多くあります。
入院期間が短ければ、テレビ代を支払えば、テレビを見ることができますが、長期入院になると、お金もかさむため、テレビを我慢することになります。
そんな時には、持ち運び便利なテレビがあると便利です!
スマートフォンよりも少し大き目で、厚みがありますがコンパクトなので、手軽に持ち運びが出来ます。
また、ラジオも聞けるため、体が動かしにくい時は、音だけでも楽しむことが出来ます。
今では、スマートフォンに、ワンセグ機能付がついたタイプもあるため、買い替えの際はワンセグ付きのものを選ぶのもおすすめです。
フリマアプリで、ワンセグ機能付きのスマートフォンが多く販売されています。
インターネットに接続しなくても、テレビは見ることができるため、持ち運びなども考えると、スマートフォンの購入もおすすめです。
ただし、ワンセグ機能付きのスマートフォンで、電波が入りずらいタイプがあります。
海外メーカーのものは、あまり、テレビの受信感度が良くないため、日本メーカーなど、有名メーカーの購入がオススメです。
病室の温度は、快適な温度に保たれていますが、天候によって、室温が高くなりすぎていることもあります。
その場合は、看護婦さんにお願いすれば、病室の温度を下げてもらえますが、大部屋の場合は、周りと合わせる必要があります。
体調が悪いと、寒気を感じやすいため、室温を高く保つ必要があります。
部屋がどうしても暑い場合は、自分専用の小さな扇風機があると便利です。
この扇風機があれば、入院時以外でも、夏のイベントやオフィスワークで熱い時にも役立ちます。
モバイルバッテリー内蔵なので、長時間使用可能!
入院中は、マニキュアやジェルネイルはできません。
体調が悪い時は、なにもする気が起きませんが、少し体調がいいと、爪だけでもキレイにしたいと思ってきます。
そんな時に便利なアイテムが!「ガラスの爪磨き」です。
ほぼ永久的に使うことが出来ます。
磨くだけで、爪の表面が本当にツヤツヤになるので、楽しいですよ。
ただし、爪の表面の凹凸を削ることで、ツヤがでるため、元々爪が薄い人や、病気によって爪がもろくなっている人には、オススメできません。
熱中症対策商品ですが、入院中の熱さましに使えます。
熱が出た場合は、アイス枕を病院で貸してくれますが、ひたいを冷やした方が頭のほてりをとれます。
アイス枕は大きいため、ひたいに乗せれません。
無理やり乗せても重くて苦痛になります。
そんな時に便利なのが、氷ベルトです。
小さいので長時間は持ちませんが、軽く、長さが調節できるため、ひたいに乗せて、固定することが出来ます。
2個あれば、片方ずつ使えるので、使っていな方は、看護婦さんに頼んで、冷凍庫で保存してもらいましょう。
入院に必要な物・手続き
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